福沢諭吉の精神に学ぶ
~ 心に残る「諭吉先生」の言葉と行動 ~ ● 15 歳の頃「喜怒色に現さず」という言葉を知り、それを人生のモットーにしようと 決意する。それ以来、怒って、人の体に触れたことはない。 ● 適塾で、腸チフスにかかったとき、洪庵先生の「お前の病気は診てやるけど、薬の処方は出来ぬ」という言葉を受けて、私は、真実、緒方の家の者のように思い、 思わずにはおられませんでした。 ● 私は人に頼み事をしたことはありません。ただいちど、一文無しで中津から大阪に戻ったとき、洪庵先生に正直に打ち明けて、先生の食客にして頂きました。 それ一度きりです。 ● 鄙事多能(ひじたのう)。つまらぬ仕事を上手に仕上げること。少年の頃、 畳の表替えとか、障子貼りなどを内職にした。あんまも名人。 ● 「何のために苦学するか、説明できない。ただ難しければ面白い」苦中有楽。苦即薬。 ● 「物もらい」をしたこともあります。長崎遊学中、節分の日に、友達がほら貝を借りてきて吹かせて、自分はでたらめの経を大声で唱えて、お金やらお米をたくさん頂きました。 ● 中津から大阪へ出るときの母さんの言葉。「お前もよそに出て死ぬかもしれないが、死に生きのことはいっさい言うことなし。どこへでも出ていきなさい」 |
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